キセル鞘
 こないだ書いたキセル鞘、一応できました。

 

 まあ筆入れをちょっと短くして、和風の粘着テープを貼っただけだから、めちゃめちゃ簡単なものなんですけどね。もうちょっと凝るべきかなあとも思ったけど、まあいいや、かなり手抜きです。
 予定ではこの鞘と、愛用のデッドのステッカーを貼ったプラスチック製の防水タバコ入れをドッキングさせて、お出かけキセルセットの完成のつもりでありました。しかしまたなんということでありましょうか、鞘のできた翌日、この防水タバコ入れ、床に落として割っちゃいました。

 

 いままで何年も使ってて、とても丈夫で壊れなかったんだけどなあ。これ、フタの開いている状態で落としてしまうと、けっこうもろい。蝶番のところでポッキリいってしまった。アロンアルファで修理をこころみたんだけどダメ。なんかガッカリしちゃったなー。
 タバコ入れについてはまた考えなくちゃなあ…。



 そうそう、それから、これもこないだの続きなんだけど、田舎のおじさんたちにいただいたなつかしいキザミタバコの「ききょう」なんですが、あれからキセルに詰めて吸ってみました。最初は、かつてのキザミタバコってのはこんな味だったんだなあ美味しいなあ、なんて思って感激してたんですが、数回ふかしているうちに、なんかヘンな味と香りが気になってきました。これはなんというのでしょうか、押し入れに仕舞っておいた古着の味? あるいはしばらく掃除してなかった箪笥の裏のほうとかに、ハタキをかけたときなどに舞い上がるホコリの香り?? なんつーのかなあ、きちんと保存されていたので、見た目はキザミタバコのまんまなんですが、半分ツチに帰りつつあるのかもしれない、そんな感じの味になってしまってました。
 まあ少なくとも四半世紀以上たっているキザミタバコだからなあ、やっぱり味は変わっちゃったのかもなあ。
 いただいた年代物のキザミ、資料的価値は高いと思うので、大事に保存しようと思いますが、これをいまのタバコと同じように楽しむっていうのは、ちょっとむずかしそうな感じです。あくまでネタとして、ときどき吸ってみようかなって感じ。吸ってみる?? 美味しいよ!

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