![]() 2012年11月24日の制作時間、52分20秒。マンガ「南の魚」第4巻、第1話のしたがき中。いきつもどりついっぺんリセットして、2ページの途中まで。 なんか知らんけど、つぎのコミティアの申し込み〆切りも迫ってるじゃん。すごいねえコミティア。こんなに頻繁にやってるんだねえ。おれもここ数年、定期的に出ることにしたら、なかなかのハードスケジュールだな。新刊は出来なさそうだけど。 クレヨン王国の福永令三さんが亡くなったニュース。 おれは、クレヨン王国は1冊しか読んでないんだけど、それはたぶん最初のやつだと思う。「クレヨン王国の十二ヶ月」ってやつですよね。児童文学には、世間ではほとんど話題にならないのに、すごく息が長くて人気あるものがいくつもあって、クレヨン王国のシリーズもそのひとつだと思うんだけど、そういうスタンスで活動している作家さん、すごく好き。 本を読む楽しみってのは、だいたいひとりでこっそりやるもんで、だから、世間で話題になってるとか流行のものだとか、そういうことは本来どうでもいい。むしろ誰にも知られていないような本を探してみたりする楽しみもあったりして。 子どものころに読んだ、たいして知られてない本でも、やたらと記憶に残ってたりするものがいくつもある。大人になってから、ネットで検索してみたら、意外と読んでるひとが多い人気作だったり、あるいは逆だったり。 子どものころの読書って、なんかちょっと大人とは違う感じで、どこが違うかっていうと、いろいろあるんだろうけど、作品を批評的にみるようなことなど思いもせずに、直接その本のなかに入って体験してしまったりするようなことが子どもの特技という感じでおれは面白いなあと感じます。大人になってからも、できるだけそういう読み手でありたい。 たしか赤木かん子さんの本で読んだんだっけかな、クレヨン王国の面白さは、子どもにはわかるんだけど、大人にはよくわからなかったりするっていうようなこと、かん子さんが書いてたからさ、それでおれもクレヨン王国を読んでみようって思って、「クレヨン王国の十二ヶ月」を読んだの。おれの読書は大人のそれか子どものそれか、ちょっと試したくなったからさ。 で、結果、どうだったかっていうと、うん、もちろん面白かったですよ。 |
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