吉田うどん
 6月1日、仕事の山がそこそこ片付いて、すこし時間が出来たので、資料として借りていた本を図書館に返却しに行くついでに、足をのばして、富士山をぐるりとまわることにした。
 中型スクーター、フォーサイトに本を積んで出発。まずは図書館に行って、ポストに本を入れる予定だったのだけど、出発したら、そんなことすっかり忘れてしまって、甲州街道を西に向かってひたすら走る。八王子をすぎて陣馬街道、和田峠をのぼってくだって道志みちを走って山中湖。そこから南に行くと、自衛隊のジープがブンブン走っていて、馬がヒンヒン草喰ってる。
 富士山スカイラインを走って、富士山を新五号目まで登ってみる。南側の富士山を登ったのは初めて。いつもは北側のスバルラインで登ってた。スバルラインにくらべてパッとしない。いまいち地味な道で、すぐ登っちゃったかんじがした。なんでだろうな…。

    

 そのあと朝霧高原の道の駅につくと、なんかカレーの匂いがしてきて、ついついカレーを食べてしまう。
 そして本栖湖のわきを走って、富士パノラマライン。富士吉田の道の駅に立ち寄ると、吉田うどんが美味しそうだったので、カレー食べたばかりでおなかいっぱいだったのに、また食べてしまった。
 じつは吉田うどんを食べたのは、これが初めて。麺が固くて美味しいというウワサで、まえから食べたかったのだけど、吉田うどんの店ってのが、なかなか見つからなかった。調べてみると、普通の住宅街のなかで、普通の民家に上がって食べるような店ばかりのようで、なんかちょっとマニアック。おれはグルメに情熱をかけるようなタイプではないので、吉田さんには悪いけど、このうどんのことはあきらめていたのだった。
 でも、道の駅で出しているのも吉田うどんだったということがわかったので、これなら気らくに食べられる。ホントに固い麺で、すいとんみたいなうどんでした。うまい。
 帰りに、図書館に本を返して関東甲信越小さな旅、終了。

    

この記事のURL