「南の魚4」第1話したがき中
 2012年9月10日の制作時間、64分28秒。マンガ「南の魚」第4巻、第1話のしたがき中。だいたい6ページの途中まで。

 毎日まいにちキッチンタイマーのスイッチを押して、マンガ制作集中時間を計測するっていうのを続けてきたので、マンガ制作に集中することと、キッチンタイマーのスイッチを押すことが、なんとなく連動している。
 なので、このキッチンタイマーのスイッチが、おれにとってはマンガスイッチってことになってしまっているみたい。
 ここらへんを、上手にコントロールすることで、もっと能率的に、制作できそうな感じはするんだ。

 でも、実際は、マンガに集中している時間を、かっちりタイマーで計測できているのかっていうと、全然そんなことはなくて、単なる目安にすぎない。マンガかいてて、途中でタバコ一服するとき、タイマーを止めるルールで、最初はやってたけど、いまは適当で、止めたり止めなかったり。
 それに、ストーリーを考えているときってのは、ペン入れのときよりも計測しにくくて、散歩中や、風呂入って考えてたりするのは、測ってないし。
 とはいえ、いちのまにかじぶんの中では、タイマーのスイッチが、マンガ集中スイッチとして、条件反射的に仕込まれてしまったのだな。これはこれで面白いので、その習性は、おおいに利用したい。

 このキッチンタイマー、おれは、「マンガ集中スイッチ」と、イメージしてたけど、「マンガ家変身スイッチ」って思うと、また違った感じになるかなって考えたりもした。
 「マンガ集中スイッチ」だと、タバコ休憩中は、ストップさせなきゃなんないけど、「マンガ家変身スイッチ」だと、タバコはマンガ家らしい一服をするなら、オッケー。マンガ家として行動しているときは、タイマー動かしていていいルールだから、いろんなことをオッケーにできる。
 まあなんでもかんでもオッケーにして、タイマー動かす時間を稼いだところで、マンガ作品ができなきゃ、タイマー作戦のやってる意味、ないんだけどね。

この記事のURL