「南の魚3」第1話のペン入れ中
 2012年5月13日の制作時間、103分8秒。マンガ「南の魚」第3巻、第1話のペン入れ中。

 コマの線をフリーハンドでかいたり、文字を書き文字にしたりっていうのは、たぶん効率よくないんだろうなあ。無駄に時間かかってる気がする。ついついそのほうが好きなので、そうしちゃうけど、みてくれの問題でも、定規の直線や、パソコンのフォントを入れたほうが、メリハリついて面白いかもしれないし、そこらへんを能率的にできるコミスタってソフトを使っていながら、わざわざその機能を使わないってのは、どうなんだろうね。
 とはいえ、「南の魚」は、この形式で進めてきたから、これで行きますけどね。

 ペン入れ中は、日本語の歌を中心にBGMにしてるって、書いたけど、やっぱりおれはおっさんだなあ。山下達郎、憂歌団、佐野元春あたりが、妙にBGMとしてしっくりくるなあ。
 最近の音楽は詳しくないので、詳しくなりたいんだけど、やっぱよくわからない。
 なんとなく、おれの見かたでは、イカ天ブームのあたりの時代に、邦楽の分岐点がある。それまでの日本のポップスは、洋楽に負けているっていうコンプレックスや、外国に対する憧れがエンジンになって、なんだかヘンテコリンな洋楽モドキの世界を作ってて、そういうところが面白かったりした。イカ天以降は、割とそういうコンプレックスがなくなってきて、邦楽も負けてないじゃんって、スナオに胸を張れるようになった音楽が増えた感じがする。
 どっちの音楽も好きだし、どっちでもいいんだけど、昔の音楽は、世界観ごと作ってた感じがして、一応マンガかきとしては、そういうファンタジックなところに面白さを感じたりする。
 なーんて理屈こねてみたけど、ホントはきっとおれの年齢的なことだ。こういうのは、おっさん世代の懐かしい音楽なんだ…。

この記事のURL