![]() 2011年12月26日の制作時間、63分16秒。 マンガ「南の魚」第3巻、第2話のしたがき中。だいたい22ページの途中まで。 「アックス」の84号をパラパラめくりながら、いろいろ考えている。 んー、おれは「ガロ」は、たしか6回くらいかな、マンガを観ていただいて、結局最後まで1回も採用してはもらえなかったんだな。んー、どこがいけなかったんだろうなあ…。 いろいろ考えると、たしかに悩んでいるときに限ってマンガの売り込みに行ってたみたいで、だから、どうしたらいいのかわからなくなって、中途半端な出来の悪いものばかりを観ていただいてたみたいな気もする。こんなマンガ持ってきやがってって、もしかしたらご迷惑おかけしていたかもな。 あと、これはいまだにそうだけど、安定的に作品を作り続けるというライフスタイルっていうのかな、そういうのがなかなか確立できてない。「ガロ」に観ていただいたりしていたころは、ホントに不安定で、つらかったころだな。 ということを総合して考えると、あの当時、おれのマンガ、採用されなくて正解。もしも採用されていたら、おれのアタマがおかしくなっちゃってたかもしれないもんな。なにをかいたらいいか悩んでいる時期で、なおかつ、書き続けることができなかったんだもの。 じゃあ、今だったらどう?? もしも、今、「アックス」にマンガを売り込みに行ってみるとしたら……? ううーん…、これを想像するのは、かなり怖いな。 いまのじぶんは、昔のじぶんよりも、迷いはふっ切れたと思うし、安定してきているとは思うので、そんなじぶんがいままた持ち込みに行って、やっぱりまたボツにされちゃったとしたら、その現実をどう受け止めたらいいんだろう…。 まあなんつーか、じぶんのことを客観的にみてみると、いやはや、どうなんだろうかねえ。まわりからは、おれはどうみえているのか、やっぱり相も変わらずボツレベルの、独りよがりのマンガをかきつづけているヘンなおじさんにすぎないのかもしれません。 そんなマンガをかいているおれ本人は、この方向にこそ、マンガの未来がある、人類の明るい未来がある、なーんて思ってたりするから、ホント、独りよがりのヘンなおじさんなのかもな。 |
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