月曜日(9/5)
 土砂降りのキャンプ場。午前中に目をさます。吹奏楽部の学生たちも、ずいぶん寝静まったようだったが、まだ数人演奏しているようでもあった。
 雨の降るなか、テントで眠るのは嫌いではないけれど、雨の降るなか、テントを片付けるのはつらい。いっぺん荷物をぜんぶ炊事場に移動してそこで片付け作業をする。テントも濡れたまま収納。



 昨夜テントのなかで、いとこのじゅんちゃんとケータイメールのやりとりをしたのだけど、じゅんちゃん情報で、黒姫駅近くのそばやがうまいとのことだったので、まずそこをめざす。カッパ着て出発。でもまだ開いてない。道の駅しなのに行ったり、野尻湖をちょっとみたりして時間つぶしてから、駅前のそばや信濃屋で天ざるを喰う。うん、うまい。信濃屋でついてたテレビを観ていたら、杉並区のあたりが昨日の豪雨で洪水状態だ。台風も接近中。
 そして、黒姫童話館に向かう。ここはミヒャエル・エンデに関する資料が充実しているというハナシをきいていたので、まえから行ってみたかったのだ。いってみると、なんかしゃれたとこ。牧場があって、ペンションみたいのがたくさんあって、やっぱり女性向け観光地な感じかなあ。ちょっと離れた駐車場にスクーターを置いて、そこからバスで童話館に行く。天気よかったら眺めも最高なんだと思うけど、でもまあコスモスはきれいだったなあ。
 童話館ではミヒャエル・エンデ氏の展示のほか、松谷みよ子さんの展示と、おばけちゃんと、あと、いわさきちひろさんの別荘があった。



 童話館のあと、風呂に入ろうと妙高高原、妙高温泉、共同浴場に行くが、残念ながら月曜は定休日だった。それで、国道18号をはさんで反対側の杉野沢温泉、苗名の湯ってところに行く。しばらくぶりに風呂に入った感じ。なんかじぶんの足が、ここ数日のあいだにすごく臭くなっている。うわー、これはくつしたの匂いかなあと最初思ったが、どうもズボンの裾が匂う感じ。昨日からぬれっぱなしで乾く暇のないズボンの裾が、いつのまにか腐ってきたんじゃないかと想像するのだが、どうだろう。足の匂いだけで、ここまで臭くなるものかなあ…。とにかくこの匂いにはびっくりした。
 お風呂のあとは、道の駅でカツカレーを食べて、野尻湖高原キャンプ場に行く。
 本日はいちにちじゅう雨降りで、野尻湖高原キャンプ場では、ちょっとした小屋みたいなところがあって、そのなかでテント張るといいよと案内されて、そこに張ることにした。おかげで、雨のなかでもテントを乾かすことができた。ぬれた荷物を小屋のなかにつるして、乾かしながら整理する。
 じゅんちゃんにケータイで電話してしばらく話したんだけど、こっちの野尻湖高原キャンプ場にもいろいろ思い出があるようす。湖を見おろすムードあるキャンプ場。


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