![]() 2011年10月4日の制作時間、313分11秒。 「南の魚」第2巻、第4話のペン入れ中。だいたい57ページの途中まで。 コミスタの使い方がわかってきて、第2巻の後半は、すこしいままでと、背景のかきかたが変わってきた。印刷でどう出るかわかんないけど、このかきかた気に入った。 このかきかたのほうが、能率的にどんどん時間短縮していけるんじゃないかって思ったんだけど、それはあんまり変わらない。やっぱりそれなりに、時間かかる。 ぜんぶの背景を、このかきかたにすると、それはそれで物足りなくなるかな。 水木しげるさんのマンガは、背景は、写真トレスしたりけっこうリアリズムの精密画にしておきながら、キャラクターは、独特のデフォルメきかせた絵にしたりする。つまり一枚の絵に、いくつものルールの絵を配置することで、手の込んだ画面を作りながらも読みやすくなってる。 このやりかた、いいよなーって思う。 キャラも背景も、同じデフォルメのルールでかくと、一枚のイラストとしては、統一感があるんだけど、マンガとしては、ちょっと読みにくくなりやすい。 でも、その読みにくさも、それはそれで、おれはけっこう好きなんですけどね。 松本大洋さんなんて、たぶんそっち派の代表。アーチストとして、じぶんにすごい高いハードルを課しつつ、ぐいぐい読ませるマンガをかくってのは、やっぱりすごい。 そのやりかたも、かっこいいよなー…。 と、ひとの作品について、いろいろ思うわけですが、翻って、そんじゃおれはどうするのか?? なんてことを考えると、うーん、よくわかんない。 まあとりあえず、できることを日々つづけていくのでした。 |
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