「南の魚2」書き文字中
 2011年9月21日の制作時間、71分50秒。
 「南の魚」第2巻、書き文字60ページ途中まで。

 毎日こうやってコツコツと、マンガをかいていると、いつかマンガは完成するわけだ。
 数年前から、集中時間をタイマーで計って、記録していくことで、日々コツコツやっていくのがよいのではないかと、こういうやりかたを始めた。
 それは確かに効果があったと思うんですよ。
 昔は、気分が盛り上がったときに、ガーッってがんばってかくけど、盛り下がるとあきちゃって、イラストならまだしも、マンガみたいな長期戦で仕上げなきゃなんないものは、なかなかできなかったりしてたからね。
 だから、タイマーでコツコツ作戦は、うまく行ったと思うんだけどさ、でも、どうもそれだけでは足りない感じがしてきた。
 つまりさ、タイマーで毎日コツコツ作戦は、生活のバランスを取りながら、仕上げていくのには向いているんだけど、マンガでもイラストでも、なにかを集中して作るってのは、その生活バランスが崩れる瞬間ってのが必要なのかもしれないなあってことを、ここ数日考えている。
 タイマーを使って毎日コツコツと、生活バランスを考えながらマンガをかいていると、逆に気分が盛り上がって、ガーッってやる瞬間を押さえてしまっているときがある感じ。
 マンガをかきながら集中力やモチベーションがアップしてきて、理性が吹っ飛ぶくらいにエスカレートしたとき、この世からあの世が垣間見えるような瞬間、そういう臨界値を越える瞬間に出くわすときがある。そういうのを押さえ気味だったかもな。
 でも、毎日コツコツ訓練しているので、じぶんで意図すれば、そんな瞬間も作りやすくなっているかもしれない。

 とかなんとか、メチャクチャなこと考えているのは、台風の影響でしたかねえ。

この記事のURL