![]() 2011年7月31日の制作時間、30分0秒。 「南の魚2」のしたがき、44ページの途中まで。 CDデータやMOデータを外付けハードディスクに入れる作業をしています。 CDは、整理するためにiTunesに読み込ませてるので、聴くつもりはなかったんだけど、それでもちょっと懐かしくなって、むかし好きだったエブリシングバットザガールとかさ、聴き入ってしまった。EBTGは、ドラムンベース中心になってしまってから、あんまり興味なくなってしまったんだけど、やっぱりすごくいいなあ。青春だなあ。 MOデータも、ハードディスクに入れるだけのつもりだったけど、ついついむかしかいた絵とか、開いてみてしまったり。かいたことすっかり忘れてたような未完のマンガも出てきたりして。なんだよ、なんだかんだいってかいてたじゃんって思った。 そんなことやってるうちに時間がたっちゃって、新作「南の魚2」が、またおろそかになってしまったか。 どうも、「南の魚」の2巻、いっぺんやりなおしすることに決めてから、行き詰まってますね。 ま、行き詰まりっていうのは、悪いことではない。 たしか岡本太郎も「今日の芸術」のなかで、芸術家はいつでも行き詰まっているって書いてる。マンガが芸術であるかどうかはべつとして。 つまり、行き詰まっているってことは、この先に道はないってことだな。っていうことは、この先の道は、おれがいまからつくるっていうことだ。じたばたしてれば、そのうち道ができてくるはず。ってそう考えたら、行き詰まりって素晴らしいじゃん。喜んでじたばたするべきだ。 って思ってみたりもするけどなあ…。 こんなふうに、毎日マンガの制作時間を記録し始めたのは、2008年の5月くらいから。そんなに古いことではない。このやりかたを始めて、まだ数年しかたっていない。 それまでのおれは、気分が乗ってればマンガをかくし、乗らなくなってきたら、気分転換に、べつの遊びを探して、そういうことに夢中になっているうちに、マンガをかいていたこともすっかり忘れてしまって、いつのまにか未完のマンガがたくさんできてしまってた、っていうようなことを繰り返してたように思います。一応プロデビューしたものの、マンガについては、ホント、アマチュアの考えかたしてた。 マンガかくのはイラスト一枚にくらべたら、やっぱり長丁場だしさ、そのなかは山あり谷ありで、途中で行き詰まったり、やる気がダウンすることもあるわけだ。そのたびに未完のマンガで終わらせてたら、いつまでたってもなにも完成しない。おれのやりかたを変えるしかない。 っていうことで始めたのが、毎日タイマーでマンガをかいてる時間を計測して記録してみるってことでありました。やる気のあるときはもちろん、やる気のないときも、必ず、すこしでもいいからかいて記録していく。そういう習慣をつける。 第一線で活躍しているプロのマンガ家さんたちから見たら、おれがやってるようなことって、ホントに低レベルの修行で、ずいぶん滑稽な姿にみえているだろうなあと思います。 つぎからつぎと、作品を生み出せるプロのマンガ家さんたちの思考回路ってどうなってんだ!?!? 最近ホント、すげーなーって思うっすよ。 |
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