「南の魚2」第3話したがき中
 2011年7月21日の制作時間、41分10秒。
 「南の魚2」したがき、38ページの途中まで。

 なんかまたハナシが、作者的には予想外の方向に向かっている。
 これができあがって、読むひとにとっては、どのようにみえるか、ちょっとわからないけれど、作者的には、びっくりすることの連続の日々。
 一応予定している展開は外さないようにしているつもりではあるんだけど。

 かきながら連想ゲームのように展開していくマンガって、そういえば、秋竜山さんの「ウーンウーン」っていうマンガがあった。おれが中学生のころ、「ガロ」に連載されていた。手作りアニメーションのようにつぎつぎと景色が変形しながら舞台が変わっていって、そのなかで、思いつくままに、ナンセンスなことがおきるという感じのマンガ。
 連載のなかでずーっと切れ目なく、イメージがつながっているのが、すごく面白かったんだけど、途中でネタがつきたのか、ヘンなおっさんが出てきて、「4コママンガでも読まない?」っていって、その後はずっと4コママンガの連載になっちゃった。
 あれ面白かったなあって、考えてたら、そういえば、ミヒャエル・エンデの「鏡の中の鏡」も、似たような構成で出来ているなあって、思い出した。
 そのへんのことをアレコレ考えてたら、おれもそういうのかきたくなってきた。おれ流に、なんかそういうのできないかなあ…。

 でも、いまは、「南の魚」をかくのがさきです。

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