![]() 2011年5月19日の制作時間、42分43秒。 ネーム12ページの途中まで。 なんだかいまかいているエピソード、セリフが複雑にからみあってます。 細切れの時間で書いてるとアタマがこんがらがってくるな。 んー、でもおれはじつは会話を書くのが大好きなんだな。 絵で見せるタイプのマンガと、コトバで見せるタイプのマンガとあるけど、じぶんではどっちかっていうと、コトバタイプだと思ってる。 だけど、ときどき大きなコマを入れて、絵のバランスも取りたい。絵は絵で好きなんだし。 そういえば、「南の魚」の1巻は、大きな絵を入れなかった。会話中心で、コントの積み重ねをやってみたかったからね。 コントの積み重ねは、まあおれの中では基本なので、今後もそれをやっていくつもりなんだが、その合間に、大きな絵も入れていくのがいいのかな。 「南の魚」の1巻は、4つのエピソードが入ってるけど、それぞれ各章ごとのトビラ絵を入れてない。 おれは、いつも、あんまりトビラ絵(表紙)を入れない。最初の1ページ目の上半分をトビラとしてタイトルをかいて、下半分からコマ割してストーリーを始める。そういうスタイルが好きだったんで、この「南の魚」も、それでやってます。 でもさ、気がついたんだけど、こういう長編の場合、1ページ大のトビラ絵があったほうが、ケジメがつくかもね。 つまりさ、ちょっとテキスト開いてくれる? 「南の魚」1巻の16ページ17ページの見開き。1話が終わって、2話が始まるところで、キャラが登場するまでに3コマ、ストーリーを始めるまえの景色のコマが続くよね。最初のコマからキャラが登場してもよかったはずなのに、それをやると、右ページのラストを引きずってしまうと思ったわけだ。 それが、さらに、テキスト、32ページ33ページの見開き、そして48ページ49ページの見開きになると、始まりのページにはキャラがまったく出てこない。これも、けっきょくまえのハナシを引きずらないために、冒頭にキャラが出せないってことになってしまったわけなのだ。 つまりさ、おれはあんまり1ページ大のトビラ絵をつけるのが好きではなかったんだけど、でも、けっきょくトビラなしで始めても、前のエピソードを引きずらないために、2ページ目からストーリーが始まる感じになっちゃってて、だったら、1ページ大のトビラをつけても同じかもしれないなあって、今回気がついた。 するってーと、1ページ大のトビラ絵をかくことで、コトバ中心のおれのマンガでも、効率よく絵のページもつくることができるというわけだな…。 でも、トビラなしのコンセプトで始めちゃったからな。もう遅いんだけどね。 おなかすいたね。 |
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