![]() 2011年5月5日の制作時間、29分8秒。 「南の魚」2巻出だしのネームを考えてるところ。 2巻は、いきなりハナシが始まるつもりでかいてたけど、すこしだけ1巻の顛末を思い出しつつ始めるほうがいいなと、考え直した。 それはそれとして、コミティア96行ってきました。 じぶんでスペース取って出るのはひさしぶりのコミティア。むかーし、B5版の初期型の「月の男」を出したとき以来だと思う。 今回は、新風舎版の「月の男」の売れ残りと、「着香系の男」と「南の魚1失踪する天文学者」の3冊。 買ってくださったかたも、パラパラッとめくって買わないと決めてくださったかたも、みんな本気で選んでくださってるみたいで、そんな最近のコミティアの雰囲気は、すごくいいなあって感じがしました。買ってくださったかたも、買わないでくださったかたも、どちらもありがとう。 売り上げ部数は、予想を大幅に下回ったんですが、それはおれの期待が大きすぎたんですな。だって思い返せば、前回おれがコミティア参加したころはバブルの真っ最中だったんだもの。 失敗したのは、釣り銭を用意して行かなかったことで、ひとり、小銭がなくて、また来ますっていって去っていったかたがいらっしゃいました。すんません。また機会ありましたらよろしくです。 じぶんひとりで行ったので、ずっと店番してる感じだったので、あまり他のひとの机をみてまわることができなかった。楽書館と青木俊直さんとこくぶんさんと田中やす子さんのとこだけちょっと顔出した。ほかにも行きたいところがあったのだけど残念。 終了5分前に東京グルタミンのあやさんが手伝いに来てくださった。 コミティア主催の中村公彦さんにお誘いいただきまして、コミティア出張委託っていうものに、「着香系の男」と「南の魚」を出させていただくことになりました。これは全国各地のコミティアに、本が出かけていったり、池袋のジュンク堂に置いてくださったりするというもののようだな。どこかでみかけたらよろしくです。 あと、次回のコミティアで、MGMメモリアル企画っていうのをやろうってハナシもききました。MGMっていうのは、マンガギャラリーマーケットの略。主催の亜庭じゅんさんが先日亡くなったことでね、休止していたMGMは本当に終わってしまった。そんなわけで、当時を知るひとたちで、追悼企画をやりましょうってことのようです。 MGMは、創作系の同人誌だけの即売会。80年代、コミックマーケットがどんどんお祭りとして肥大化していくなかで、創作系同人誌が日陰に追いやられてしまったような傾向が出てきて、それで亜庭さんが立ち上げたのがマンガギャラリーマーケット。 コミティアは、始まった当初は、MGMをお手本のようにしていたっけな。コミティアにとって、MGMは先輩にあたる。 コミティアは、MGMとの差別化で、なにか違うことをやろうよっていうことで、発足当時に考えたのが、地方の同人誌の委託販売。その企画が、現在のコミティア出張委託っていうものになってきているのかな。 なーんて思い出話をしてみました。 |
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