![]() 2011年2月14日の制作時間、309分59秒。 マンガのペン入れ、だいたい4ページ目にさしかかるところまで。 コミスタの使い方研究中。 いろいろ試してプリントして様子をみる。 デジタルでペン入れすると、線に「揺らぎ」がなくなって、絵として味気ない感じになりやすい。これ、こないだからずっと考えてたんだが、コミスタでマンガをかく場合、スクリーントーンをたくさん使うことで、楽しくなるかなって思い始めた。アナログの「揺らぎ」とは違うけど、デジタルならではの、それに相当するものが、トーンのなかにあるかもって感じ。 いままでは、60番台のグレーのトーンくらいしか使ってこなかったけど、これからはいろんなトーンにチャレンジしてみたい。 つまりさ、アナログのペン画は、書き手の意図してないような「揺らぎ」ができてしまったりして、それが面白いわけだ。必ずしも意図したとおりにならないところに、作者の頭脳を超えてしまうナニカが現れる。 それが、デジタルの場合は、意図したとおりか、それ以下にしかならない感じがあるわけ。かいたのがそのままかっちりと、線として引けてしまうので、作者の頭脳以上のモノはできにくい。 でも、スクリーントーンっていう、作者の作ったものではないモノを貼り込んでいくことで、意図以上のモノが現れるのかもしれないなって、思うようになってきた。ヘンな模様のスクリーントーンとか、使いにくくてしょうがないようなトーンなんていうのをわざと使ってみる。 コミスタのなかにはいろんなトーンが入っていて、どれでも自由に使えるわけですが、こういうのは、どこかのだれか、職人さんとかマンガ家のアシスタントさんがバイトで作ってたりするのかな。まあ誰が作ってようといいけどさ、つまり、スクリーントーンを貼るっていうのは、そういったどこかのだれかとのコラボレーションなのかもしれないじゃんか。な。そう考えたら、作者の意図以上のナニカ、面白いものができるのかもしれないなあって、スクリーントーンにすごく興味が湧いてきたってところ。な。 コミスタは、じぶんたちで素材をつくって、みんなで共有して使うなんてこともできるらしいから、そのうちおれも素材つくってみたいなあ。 ま、それはそのうち…。 |
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