「南の魚」5巻、したがき1P途中
 2015年1月17日の制作時間、20分51秒。マンガ「南の魚」第5巻、第1話のしたがき中。だいたい1ページの途中まで。



 ここ数回、コミティア行っても、あちこちのサークルに挨拶にまわったりしてないんだけど、そのことについて、ちょっと考えてたんだ。
 むかしの認識では、みんなで作るのは同人誌、ひとりで作るのは個人誌。最近は、みんなで作るのは合同誌、ひとりで作るのは個人誌、ぜんぶまとめて同人誌って感じみたい。そしていまは個人誌が人気で、みんなで作る合同誌は不人気だっていう。
 合同誌の価値って、目当てのひとの作品を買ったら、ほかにもいろいろなひとの作品があって、そんな意外な発見の面白さだといわれたりするんだけど、そういうことに魅力感じなくなってんかなって思う。おれも正直いって、いまの時代、あまり合同誌って興味湧かない。景気悪いから、効率よく好きな作家の作品だけ欲しいって雰囲気もあるのかな。
 でもさ、おれがコミティアに行って、親しく挨拶できるひとたちって、だいたい過去に一緒に本を作ったことあるひとたちだってことに、こないだ気がついたの。これって、すげー大事なことかもしれない。かれこれ30年以上、マンガ同人誌の世界と関わってきて、いまでも行けば、なんとなくご挨拶させてもらえるひとがいるっていうのは、むかし、一緒に本を作ったことがあるひとたちがいるからなんだなあ。
 だから、個人誌ばかりにこだわらず、誰かと一緒に本を作ってみるのもいいことだなあって、ちょっと思ってね。
 ま、それだけですけど。

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