多摩湖と非実在青少年
 ここんところパソコンばっかりやってましてね、たまに遠くにピントを合わせるのに時間がかかるときがある。これはちょっとまずいなって思って、またSEEKで走ってきた。できるだけ遠くを見られるところに行こうってんで、相変わらずだけど多摩湖。



 コースもいつも通り。たいして話題なし。多摩湖を一周してきました。



 やっぱりサイクルコンピュータの挙動がおかしい。電池がなくなってきたのかな。近々電池を変えてみるかな。それ以外の故障だとしたら、お手上げ。どうにもできないな。
 シグマスポーツのこのタイプのサイクルコンピュータは、3つのボタン電池が使われているんだと思う。おれ、ボタン電池っての、まだ買ったことがない。いろんな種類があって、まだよくわかんないんだな。



走行距離 DIST/DAY 20.83
走行時間 RIDETIME 1:30:38
平均速度 AVGSPEED 13.99
最高速度 MAXSPEED 50.0
積算走行距離 TOTALODO 971

 最高速度、50キロなんて出してない。15キロも出してないときに、メーターを見てたら、48キロくらいを表示してたので、やっぱり故障か、さもなくば電池切れだな。



 ということで、たいして話題もないけど、なんか適当なこと書いておきます…。

 おれは世の中のことは疎くて全然わかんない男なんだけど、こないだ東京都青少年健全育成条例改正案っていうのが、話題になったとき、すこし焦りました。たくさんのまんが家さんたちが反対して、どうやら議決は先送りってことになったようだけど。
 「非実在青少年」って、現実の青少年だけでなく、まんがのなかの青少年にまで規制をかけるっていうハナシですよね。法律のこととか詳しくないから、あんまり細かくここで文章書くと、アタマ悪いのがバレバレになるからやめとこう。まあつまり、ロリコンマンガなどを取り締まりたいってことなのかな。
 マンガとはなんぞやってハナシは、まあいろんな見方があるから、一概に言えないんだけど、おれのなかでは、ココロの中の風景を表現するものっていう要素が大きい。一種の箱庭遊びっていうのかなあ。マンガには風刺とか物語とかいろんな要素があるんでしょうし、そういうことも大事なんだと思うけど。
 むかし、マンガって、小説などの文章表現よりも、表現としては映画に近いってハナシをきいたことがあるけど、それはつまり、おれ流のテキトーな解釈では、小説が主人公の視点からの語りを得意とするものなのに対して、映画やマンガは、あくまで外側からの視点でかかれるってことにあるのかなと思ったりするけど、たぶんそれだけじゃないんでしょうけど、まあいいや。
 映画とマンガの特性をくらべると、マンガの良さっていうのは、個人で作れるっていうことにある。映画っていうのは(すべての映画がそうってわけではないと思うけど)、監督やら俳優やらたくさんのスタッフと一緒に作るものだと思うんだけど、なんというか、大人数で規模の大きいものを作れるんだけど、たったひとりでココロの奥底の世界に潜っていくというような作業には不向きなのではないかと思えたりする。個人のココロの底ってのは、みんなで行くことのできないものだからな。で、じつはそこらへんがマンガの独壇場で、すべてが絵空事なのでつまりマンガというのは、個人のココロの中であり、ひとびとのココロの中の世界なんだと、おれは思っているわけだ。
 だから、マンガを規制するっていうのは、どのようなものであれ、ひとびとのココロを規制するっていうような感じに受け取れてしまって、おれとしてはものすごく恐い。最近では、人間の考えてることがわかるようなコンピュータの研究もされているようだけど、そういうのが完成したら、そのうち、思考も規制しようなんてことにもなりそうだ。
 現実世界での児童虐待とか、児童ポルノとかそういう問題は、真剣に考えて、必要な規制はしていくべきだとは思うんです。でもそのぶん、絵空事でしかないマンガやアニメの世界はできるだけ自由に、変態さんたちが妄想を遊ばせてあげられる場所であって欲しいと思うんだけどな。ココロを塞ぐほうが危険だし病的な感じがする。
 おれは、ロリコンアニメっていうのは、かれこれ25年くらいまえでしょうか、「くりいむれもん」っていうのをともだちのうちで、酒飲みながら見たくらいでしか知らない。だから、あんまり知ったようなこといえないんだけど、ああいうアニメを楽しんでいるひとたちっていうのは、あくまで絵空事として楽しんでいるだけだよね。若い女性が読む美少年同士のエロチックなマンガだって、現実の身の回りの世界とは全然違うのだっていうことをみんなよくわかっているわけだし、現実にそういうのがあったら、たぶん気持ち悪いって思うことのほうが多いわけでしょ。それと同じ。ロリコンアニメを楽しんでるひとたちだって、現実社会での、そういうことに対しては気持ち悪いし、関わりたくないってひとたちばかりだと思う。おれのともだちにも、ロリコンマンガを面白がってみてたひとたちが、かつて数人いたけど、現実世界ではしっかりした社会人で、児童虐待的な犯罪行為など、断じて許せないというようなタイプのある意味尊敬できるタイプのひとたちだった。おれのまわりではね…。
 最近のそういう世界のことは、おれは全然知らないので、よくわかんないんだけどね。25年まえに見た「くりいむれもん」ひとつだけで、語るのもなんだが…。
 でも、ロリコンアニメを見るひとが、現実世界で子供たちに対して性犯罪をするっていうハナシ、おれのアタマのなかでは、まるでリアリティを持ってみえてこない。現実世界で子供相手の性犯罪をするようなタイプのひとが、日常の余暇にロリコンアニメを見ているなんてことはあるだろうけど。でも、現実世界で、子供相手の性犯罪をすることなんて思ってもみなかったようなタイプのひとが、ロリコンアニメを見ているうちに、アニメがきっかけとなって、現実世界の子供相手の性犯罪をしようと思うかなあ…。むしろ、現実世界で子供相手の性犯罪をするようなタイプのひとが、ロリコンアニメにハマッたおかげで、性衝動のバランスがとれて、犯罪を犯さずに済んだ、なんてことのほうがたくさんありそう…。
 うーん、おれの考え、アマイのかなあ…。アマイかもしれません…。
 でも、年輩のおばあちゃんとかにきいてみるとさ、昔、小学校での身体検査などで、医者におっぱい触られたりするなんてこと、日常茶飯事だったっていいますよね。当時のほうが、ニュースにならなかっただけで、いろいろあったんだろうなあと思う。ロリコンアニメどころか、テレビもなかったような時代のハナシでさあ…。
 マンガやアニメで、どんどんココロを解放して、現実世界ではキチンとしましょうよっていうほうが、おれとしては健康的でよいのではないかと思うんだが、どうなんだろうなあ…。
 んー、読み返してみたら、よくわかんない文章だなあ。
 おれはこういうことを書くのはホントにヘタクソなので、支離滅裂な文章のまま更新します。


 相変わらず仕事の合間はMacminiで遊んでいます。
 ポッドキャストはあきてきて、ダウンロードしたエピソード、ほとんど聞かずに捨ててしまいました。ネットラジオをBGMにしています。
 あと、ラジコっていうの? 普通のラジオがブラウザで聴けるっていうサービス。数日前から始まった。これ、けっこう気に入りました。いまは試験放送ってことみたいだけど、このまま続けてほしいでやんす。
 流行りのツイッターは、ひとがやってるのをいくつか見てみたけど、おれはイマイチそそられませんでした。いまのところ、おれにはちょっとニガテな世界って感じがしてます。
 そんなかんじ。

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